TALK SESSION

対談

グローバル グローバル
グローバル部門の先輩・後輩が語る Let`s talk Global グローバル部門の先輩・後輩が語る Let`s talk Global

仕事の内容をお聞かせください。

マット/ 海外の企業向けサービスやKDDIの現地法人を統括する部で、グローバル市場のマーケティングや営業企画、各サービスのP/L(Profit and Loss/全世界レベルの収入・利益)を管理するのがミッションです。その中で私は特に米系と韓国系への営業企画を担当しており、KDDIのデータセンターサービス(注1)を推進しております。
(注1):KDDIのデータセンター事業は、TELEHOUSEというブランドで事業を展開しています。

ジジ/ 104ヶ国、600社の海外通信会社と、国際音声ビジネスの取引について売買交渉を行う部署で、ルーティングマネジャーとして働いています。ルーティングマネジャーには、各通信会社の提示する価額、品質に応じて配信比率を決定し、お客さまの満足度も保ちつつ、KDDI国際事業の売上と利益を最大化させるというミッションがあります。世界中の顧客の商慣習や文化が異なっている環境の中、世界を舞台に、よりよいサービスを提供できるように挑戦する日々です。

アミン/ 現在、ビジネスIoT推進本部のグローバルテレマティクス部に所属しています。最近IoTは流行語となっておりますが、その中でもテレマティクスはIoTの重要な部分/セクターのひとつです。私のミッションは、お客さまが提供するIoTのグローバルサービスを世界にむけて推進することです。そのため、米国、北米、ヨーロッパ、アジアなどの通信キャリアと交渉することが多いですね。

日本で就職しようと思ったきっかけを教えてください。

マット/ 私の出身であるニュージーランドは人口400万人くらいの小さな国なので、アジアの大きな国に住みたいという思いが第一にあり、日本で英語を教えるチャンスがあったので日本に住み始めました。その後、日本に住みながら日本語も勉強して、徐々に日本語ができるようになりました。折角だったら、身に付けた日本語を使いたかったというのが、日本で働こうと思ったもう一つの理由です。そして私の大学の専攻は物理と数学でしたので、そういった科学的、技術的なバックグラウンドと語学を使って、何か社会に貢献できる仕事があるのではないかとも考えていました。

ジジ/ 私は自分の付加価値を付けたいと思い、日本の大学を卒業後にそのまま日本で仕事をすることにしました。日本に留学していたタイ人の友人をはじめ外国人の友だちは、卒業後に帰国するパターンが多いのですが、それはもったいないと思いました。4年間勉強していた日本語と日本の文化や社会に対する知識を活かして、日本で仕事をしてみたいと思ったんです。英語でよく「To get out of your comfort zone」という表現が使われますが、つまり、自分を試してみたかったんです。

アミン/ 私はバングラデシュで高校を卒業してから、アメリカへの留学も考えていたのですが、最終的に日本に留学することにしました。バングラデシュでは日本=平和というイメージがあって、両親も安心して留学を許可してくれたのです。ただ、当時は日本で働きたいという思いは全くなかったです。大学に入ってからの勉強はほとんど英語だったのですが、日本語や日本の文化等の勉強もしていました。その中でも、日本のコーポレートカルチャーに関する授業を受けた時、日本企業と海外企業の文化がかなり違うことが分かりました。その後、勉強も進めていくうちに、海外と日本の違いについてより詳しく知りたいと思いました。就活を始めた時に、当時グローバルのアピールが強かった色々な企業を訪ねてみたところ、まだまだ日本にはグローバル人財が少ないことに気づきました。であれば、自分のバックグラウンドが活かせると思い、日本で就職することにしました。それともうひとつ、日本企業と海外企業では考え方や文化等でギャップがあるのではないかと思い、長年日本に住んでおり、4ヵ国語も話せる自分なら、それを活かしてそのギャップを埋めることに貢献できないかとも思ったんです。

マット/ すごい自己アピールじゃないですか。「俺にしかできないよ!」みたいな(笑)

アミン/ 「俺が必要だ!」と思ったんですね

就職先としてKDDIを選んだ理由は?

マット/ やはりそのまま帰るのはもったいないと思いましたね。ジジさんと似ていますが。また、自分の大学のバックグラウンドは物理学及び数学で、英語と日本語を話せる自分に何か貢献できることがあるのではないかと思ったんです。ちょうど当時KDD、DDI、IDOが合併する時期でした。そのときにグローバルに関わる仕事がしたいという思いと、技術的、語学的なバックグラウンドの両方がKDDIでなら活かせる思い、KDDIへの入社を決めました。もちろん、他社も色々と見ましたが、やはり自分に合うのはKDDIだと思いましたね。

アミン/ 元々、通信業界に入りたかったということと、仕事の上で母国のバングラデシュも含めて、発展途上国に貢献したいと思っていました。その頃、KDDIはバングラデシュやミャンマーでビジネスを始めた時期だったのが決め手の一つですね。

ジジ/ 私はとにかくグローバルな仕事がしたいということが第一にありました。自分だからこそできる仕事をしたかったので、グローバルで活躍できそうな企業を目指していました。それらの企業の中でも、KDDIはこれからグローバルに拡大していくということが決め手の一つです。ちなみにアミンさんは私の大学の先輩なんですけど、KDDIにいることは知らなかったので入社してびっくりしました(笑)

日本企業に入社して困ったことはありましたか?

マット/ ないです。

ジジ&アミン/ 絶対うそでしょう(笑)

ジジ/ 私が通っていた大学は、外国人と日本人が半々の割合というグローバルな環境だったので、特別日本にいるということを意識しませんでした。ですが、KDDIに入社して初めて「これが日本なのか」とよい意味で実感しました。入社してから3ヵ月位日本の文化やマナーを学ぶという新入社員研修を受けたのですが、慣れてなかったところもあり、とても苦労しました。特に、日本語の面では敬語の使い方やグループワークする時のディスカッションなどが難しかったですね。でも、やはり、ここは日本の企業ですので、企業のことやその他文化等を勉強できるよいチャンスだったと思ったので、頑張れました。

アミン/ 私もジジさんと同じ大学に通っていたので、KDDIに入社しても大学と同じようなグローバルな環境があると思ってはいたのですが、やはりベースとしては、国内の通信事業を基盤としたドメスティックな企業ですので日本の文化や考え方などが強く主張される環境でした。また、初期配属は希望通りではなかったので、一度はモチベーションが下がりましたね。当社では総合職で採用されているので、これも経験だと思い、気合を入れなおして頑張ることにしました。そうしたら、3年目の時、マットさんのグループに異動になり、当初希望していたグローバル関連の仕事ができることになり、モチベーションも上がりましたね。

マット/ 私は元々日本の田舎に住んでいたので日本文化には慣れていたのですが、それでも驚くことはありましたね。入社しての初日は必ず9時までに出社して、みんなの前で自己紹介をするのですが、9時になったら「キーンコーンカーンコーン」という学校みたいなチャイムが鳴ったんです。そこで私は「なんだこれは!」とびっくりしました。私の国のカルチャーでは、会社で始業のチャイムはならないので、その時は何も言えませんでしたが「変だな」と思いましたね。あれからかなり時間もたっており、社内が徐々にグローバルを意識し始めているとは思いますが、変わらないところはチャイムですね。(笑)

入社してから色々と困ったことが
あったようですが、今のお仕事の
大変なところと面白いところについて
教えていただけますか。

アミン/ 私は今の部署に2016年10月に異動し、IoT関連の仕事をしています。自分は営業ですが、技術関連の仕事もすることがあって、かなり面白い。新しい技術を国内だけではなく、海外でもビジネスを拡大していくことをめざしています。

ジジ/ 今の仕事では、最近海外出張が多いことですね。海外キャリアとビジネスをする上でも、現地現物を大切にしており、実際に海外へも、1年に4~5回位行きます。去年は、イギリス、ハワイ、シカゴに行きました。実際にパートナー企業さまと会って商談をしたり、キャリア同士の会合に参加したりもします。その中でも、一番大きいものが、ITW(International telecom week)という国際会合で、150ヵ国以上の国から、200社位、7000人位の参加者が参加する大きなものです。とてもよい体験ができましたが、その分、出張の事前準備や、終わってからの報告書の作成などには苦労しますね。

マット/ 自分がKDDIの社員として、アメリカの現地法人に出向したことがあります。その際に、シリコンバレーの有名なIT企業を訪問する機会が多くありました。様々な新しいサービスについて交渉や議論をしたり、パートナーシップを結ぶことも多く、とてもやりがいを感じましたね。これも、KDDIの一つの魅力でもあると思います。日本国内のビジネスを中心に仕事をしたい人も、海外で何か新しいことに挑戦したい人も、どちらもKDDIなら活躍できると思います。特に、グローバルに関しては、これから本格的に力を入れていくことになるので、非常にポテンシャルの高い会社ですね。

マットさんは何かグローバル環境にしようと
意識して変えたことはありましたか?

マット/ 英語を使うということですね。ただ、タイミング的な幸運もあって、英語のできる日本人も入ったし、外国人も沢山入ったので、自然とその雰囲気で英語が使われるようになったという部分もあります。今となっては当時から私が英語を使っておけばよかったと反省していますが、KDDI入社時は社内では日本語しか使われてなかったですね。

今はどんどん社内で英語が使われるようになってきて、みんな「ここは日本じゃない。違うことをやらなくてはいけないんだ」という意識になってきた気がします。

マット/ 時間の使い方という点では、日本と海外ではミーティングのやり方も違いますね。一般的にもよく言われますが、日本人の方がやろうとしているミーティングは長引く傾向が強いです。ですが、欧米、特にアメリカを相手にミーティングすると、9時〜9時半と時間が設定されていた場合、それは9時1分から9時29分までという意味なんです。29分になったら終わり。それがグローバルのスタンダードです。我々は、こういった面もKDDIにインプットしていくべきだと思っています。

ジジ/ 日本は始まりの時間には厳しいのに終わりの時間に甘いのがおかしいですよね。あと、結論の出ないミーティングは変えたいですね。それは文化だという風に教わっていますが、これだと海外では通用しないと思うので、変えて行きたいと思います。

ジジ/ KDDIでは会社の育成制度で海外に行くこともできます。若手社員対象で海外トレーニー制度というのがありまして、もちろん試験に受かる必要はあるのですが、約2年間、海外の現地法人や関連会社で仕事することになります。その他、海外留学制度というのもあります。

最後にKDDIを検討している学生に
メッセージをお願いします。

マット/ 外国人として疑問に思うところもありますが、やはり雰囲気的には非常に働きやすい会社だと思いますね。グローバル関連の仕事がしたかったり、グローバルで成功したいのであれば、KDDIへの就職はおすすめです。今、KDDIが進もうとしているのは間違いなくグローバルです。日本の人口が減少してきており、このままでは成長に限界があるということからも必然的に海外に出て行かなくてはいけなくなります。そのために現在KDDIでは、トップをはじめとしてグローバルを視野に入れ、海外の技術を日本に持ってくるなど色々な動きを始めています。

アミン/ KDDIは働きやすい会社ですね。何か困ったことがあれば必ず誰かがサポートしてくれますし、優しい人が多く、雰囲気がいいのも魅力だと思います。

マット/ また、社員同士お互いにリスペクトがあるということが大きいと思います。私は長い間この会社にいるので、色々な人と知り合いましたが、友だちと言える関係の人が沢山います。もちろんいきなりは難しいかもしれませんが、ゆくゆくはグローバルで働きたいというモチベーションと、そのためのスキルを持った方々が入社してくるのを楽しみにしています。

優しい人が多く、雰囲気がいいのも魅力だと思います。 優しい人が多く、雰囲気がいいのも魅力だと思います。

※掲載されている情報は、撮影当時のものとなります。

対談一覧